TDM850
1991年に発売が開始した欧州向け輸出モデルTDM850の1996年型以降のモデルをベースとし、外観変更、エンジン仕様の変更などを施し、1998年7月に発売された日本国内向けモデル。水冷4サイクルDOHC並列2気筒5バルブエンジンをヤマハ独自のスリムなデルタボックスフレームに搭載。初期型は360度クランクを、1996年以降は270度クランクを採用し、パルス感のある仕上がりだ。前方ライトは、カウルから覗き込むような個性的なスタイルである。
TRX850
1995年にデビューし1999年まで発売されていたTRX850は、国内および欧州で販売された。操縦性がよく、個性的なスポーツバイクとしてレースにも多く起用されたモデル。TDM850と同様の水冷4サイクルDOHC並列2気筒5バルブエンジンを新設計の軽量トラスフレームに搭載、より快適な走行を実現させた。また、エンジン内での点火による爆発間隔が均等にならないヤマハ独自のクランク軸設計を採用したため、90度Vツインを思わせるエンジンの躍動感を感じることができる。
XV1100ビラーゴ
1995年に発売されたXV1100ビラーゴは、クルーザーとして、独特なアメリカンスタイルを研究し、よりアメリカンに近づけたモデル。空冷4サイクルOHC2バルブV型2気筒をプレスバックボーンタイプのフレームに搭載。高級感があり低めに配置されたシートと、長めのフロントフォーク、さらに空冷V型らしいほっそりとした車体も、アメリカンタイプのビラーゴの特徴である。現在は、1,100ccの生産は中止され、250ccのみ生産されている。
ドラッグスター1100
1999年3月に発売されたドラッグスター1100は、ベストセラーとなったドラッグスター400の外観をベースとして作られた、大型二輪モデル。ドラッグスターのコンセプトである“ロー&ロング"を受けついだエンジンを包み込むような新設計フレームに、空冷4サイクルOHC2バルブV型2気筒を搭載。軽量鍛造ピストンを採用し、前後ともディスクブレーキを採用、セラミック・シリンダーの採用するなど多くの特徴を持ち、滑らかで鼓動感のある走りを実現した。2008年2月には、2008年モデルとして、「ダークパープリッシュブルーメタリックU」を新色として追加した。(2008年2月現在)
ドラッグスター1100クラシック
2000年10月に発売されたドラッグスター1100クラシックは、ドラッグスター1100のバリエーションモデル。鼓動感あふれる走りはもちろん正統派アメリカンな外観を実現し、さらにより大人らしいムードあふれる車体である。前後にはタイヤを覆うようなディープフェンダーを装備、さらに大型ヘッドライトとフラッシャー、ハンドル形状の変更によるゆとりあるポジジョン設定などクラシカルパーツを追加することで、ドラッグスターのコンセプトである“ロー&ロング”を引き継ぎつつクラシカルな仕上がりとなった。2008年モデルとして、「ブルーイッシュカクテル1」を新色として追加した。(2008年2月現在)

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